![08F26AB5-8AE7-451C-8C60-D365376ECFA1](https://alesbloom.com/wp-content/uploads/2022/11/08F26AB5-8AE7-451C-8C60-D365376ECFA1-scaled-thegem-blog-default.jpeg)
●差し迫る期限を前に、今をどう生き、終わりを迎える準備をするか
こんにちは。ゆあさこです。
最近私の中で「生きる」ということが、テーマになっているようです。
これに関連した情報が、すごく良く入ってきます。
今日は、死ということをテーマにした内容なので、目にしたくない方は、スルーしてくださいね。
![](https://i0.wp.com/alesbloom.com/wp-content/uploads/2022/11/31-scaled.jpg?fit=1024%2C683&ssl=1)
質問です。
『もしあと1年で人生が終わるとしたら、あなたは何を思いますか?』
最近読んだ本。
『もしあと1年で人生が終わるとしたら』
3500人を看取った、ホスピスのお医者さんが書いた本。
amazonで本探しをしていたら出てきて、表紙デザインに惹かれて読んでみました。
この本を見つけた時に、ムスコと一緒にいて、
「あと1年で人生が終わるとしたらどう?」
と、話してみたのです。
親子で一致したのは、
「やりたくないことをやらないで生きる」
でした。
そこで、ムスコに聞いてみたのです。
「今、何かやりたくないことやってるのある?」
と。
私自身にも問うてみました。
そうしたら二人とも
「・・・・・・。ない・・・。あー、ないね。」
と言ったのです。
親子で、あれ??ないのに何言ってる?!と笑っちゃいました。
そして、あれやりたい。これやりたい。など未来の思考でした。
![](https://i0.wp.com/alesbloom.com/wp-content/uploads/2022/11/08F26AB5-8AE7-451C-8C60-D365376ECFA1-scaled.jpeg?fit=1024%2C768&ssl=1)
でもね、この本は、過去がベースの思考だったのです。
最後まで読んでみて、確かにそうなるなーと思ったのですが、
著者は、ホスピスで何千人も看取り、最期を見てきた人。
言葉は強いかもしれないけど、これから続く未来をどう生きるかより、
差し迫る期限を前に、今をどう生き、終わりを迎える準備をするか。ということ・・・
今までの生きてきた人生を受け容れ、そして今を受け容れる
それは、過去がベースになる
ということなのだと、この本を読んでいて、気づきました。
もちろん最期を迎えることはわかっていても、未来の希望はについては触れています。
けれども、穏やかに最期を迎える準備というのは、色々なことがあっても、過去を受け容れた上で、今があり、そして、人によっては未来への希望を託す。
ということ。
自分の命の期限を、目の前に突きつけられたら
苦しみ、悲しみ、さみしさ、怖れ、怒り、後悔、どうして?という、色々な思いが沸き上がると思います。
でも、この著者が看取った方たちは、最期を穏やかに迎えたと言っています。
それは、過去を振り返り
「この人生良かった」と、
「ある」ものを知り、自分の生きてきた人生を肯定する
そして感謝をもって、今を受け容れ、最期を穏やかに迎える。
善悪も、正しい間違っている、白か黒かといった、二元論的思考が統合された状態。
![](https://i0.wp.com/alesbloom.com/wp-content/uploads/2022/09/o1080081015174293002.jpg?fit=800%2C600&ssl=1)
死は孤独ではない。という感覚になります。
これって最期を迎える人だけではなく、今も生きて未来を感じている人達にも、言えることだと思ったのです。
・過去を受容し、あるものに気づく
・今を受容し、自分の存在を全部まるっと受容する
これができたら、なんて穏やかで満たされた人生になるのだろう・・・。と。
うーん。なんか言葉が違う。けど、こんなニュアンス。
書いてあることは、自己啓発本に多い内容。
でも
でも
入ってくる感覚は、全然違う
目の前で、たくさんの人の最期と向き合ってきたからこそ、文字だけではない何かが伝わる本
想像だけど、きっと色々な場面を思い出して書かれた本
穏やかで静かで、優しい本。
「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」
あなたは、何を思いますか?